米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手が全国の小学校に3個ずつ贈ったグラブが、神奈川県内の学校にも続々と届いている。「野球しようぜ!」と書かれたメッセージとともに受け取ったグラブに子どもたちは大喜び。大谷選手の思いは大人たちの心も動かした。
昨年12月下旬の夜。横浜市立あざみ野第二小学校(同市青葉区)の宇都宮桂(かつら)校長(62)が職員玄関に段ボール箱が置かれているのに気づいた。箱には「寄贈(グローブ)」と書かれた小さなはり紙。大谷選手のグラブだと思い、その日は大事に取り置いて帰宅した。
翌日、職員の前でわくわくして箱を開けると、黒いグラブが6個とボールが5個入っていた。
同封された匿名の手紙
添えられていた手紙には大谷選手が贈る3個に加え、「野球のチーム数となる様 追加で6つ(キャッチャーミット1・グローブ5)を寄贈したく思いました。もしよろしければ学校でお使いください」と書かれていた。最後に「卒業生より」とだけ記され、名前はなかった。
大谷選手のグラブが届いたの…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル